千里市民フォーラム › サロン 「上映会」を開きました!(11/21)

2021年11月30日

「上映会」を開きました!(11/21)

11月21日(日)16:00~19:00
吹田市立千里ニュータウン情報館
参加者10名(うち行政1名)


ドキュメンタリー映画「ある精肉店のはなし」の上映会を、運営委員のみで行いました!

サロンで上映会をやってみたいという福本さん(フォーラム会員)からの提案を受け、「食」や「命」、「千里で住むこと」などについて考えたいとご自身でチョイスされたこの映画を、限られたメンバーによる試写会のかたちとし、観賞後サロンに向けて検討しました。


映画の感想
・多くのこと(生命・祭事・多世代交流の減少など)を皆で考えられる映画だった。
・大勢で食卓を囲むシーンや、魂を解放するような祭りの場面が印象的。
・モノづくりの視点で見ても興味深い内容。
・農家が身近にあった時代を思い出した。
・千里は、きれいになりすぎているような。
・千里ニュータウンまちびらきは大阪万博と時期が近いことも影響してか理想郷な側面もあり、千里への入居時に高倍率の抽選を経験した住民たちは、まちを良くする意識があった。
・今は住居形態やライフスタイルが変化し、近所付き合いが減っている。
・日々を生きるなかで、”食”を見つめる機会が薄れていることに気付いた。

サロンとして上映するのは?
・いろいろな社会問題が描かれていて、観賞後の議論は難しい。
・話題を1つに絞って、議論するのでは意味がないか。
・議論するならテーマを分けず、分け隔てなく話し合いをした方がいい。
…問題は複雑に絡み合っているものであり、細分化してそれぞれ解決するものではない。
・孤立などの不安や、しんどさを抱えている人は千里にもいるが、なかなか見えてこない。
・映画を見ることで共感し、不安などを声にしやすくなるのではないか。
・この映画には人権問題も内包されており、議論に留まらず傷つく人が出てしまうかもしれない。
・それは企画の本意ではないが、そこからもまた対話につながる。
・みんなで話をして考えることで、相談先や希望が見えてくるといい。

福本さんの感想
・テーマが盛り沢山の映画だった。
・そのカオスをみんなで体験して、それぞれがアウトプットし共有する機会を持てたことは素晴らしかった。
・わちゃわちゃと様々な角度から話を展開し、まとまらずとも各自が思いを持ち帰ることも大事。
・「対話」と「会話」、「考え続けること」が何より大切だと思う。


結論として、
「ある精肉店のはなし」をサロンで上映するのは見送ることとしました。

しかし、映像を通して追体験できる「映画」を使って語り合いの場を作ることは、有意義だと気付きました。
新しい活動の可能性が見えたような気がします。

福本さん、是非また企画をしてください!



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Posted by 千里市民フォーラム at 15:19│Comments(0)サロン
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