2017年06月22日
6月サロンを開きました!(6/17)
◎2017年6月17日(土)13時~
◎豊中市立千里図書館集会室(コラボ4階)
◎出席者数17名(うち行政3名)
千里市民フォーラムに新しく入会された深野剛さん(新千里北町)から、ご自身が参加している「みんなのサマーセミナー」についてお話しいただいたあと、千里での人と人のつながりや元気づくりについて交流しました。(進行:上村有里)
■深野さんのはなし
電機メーカーでエンジニアをしています。川西育ちで勤務のため東京に行っていましたが、2年前に家族を連れて東京から大阪へ戻ってきて、以来千里に住んでいます。仕事以外に自分でやりたいことを見つけようと、いろんな町の活動を見ていくなかで、尼崎の「尼崎ENGAWA化計画」に出会いました。いろんな職種のメンバーとつながりができ、去年、「みんなのサマーセミナー」でセンセイをやったり、今年は運営側にも参加しています。
「尼崎ENGAWA化計画」 http://amagasakiengawa.com/
「みんなのサマーセミナー」 https://samasemi.jimdo.com/
私が地域交流に力を入れるのは、(1)楽しい、(2)自分をさらけだせる、(3)新たな自分を発見できるから。
日本は「少子高齢化」「地球温暖化」「デフレ」という3つの大きな課題を抱えています。「地球温暖化」と「デフレ」を個人で解決するのは難しいが、「少子高齢化」は自分たちでもできる。人口減少の中で労働人口を増やすためには、1人あたりの役割を増やす(副職・副業化を進める)。すると個性が発揮され、仕事に反映されるだけでなく、知らなかった自分にも気づいて人生の幅も広がる。その町に来ると自分の個性が引き出されるような場づくりを、市民が中心になって各地域で取り組めたらいい。
参加者のみなさんの個性を出してもらうために、センセイごっこがどんなものか、「みんなのサマーセミナー」(2015年8月)の映像をご覧いただきます。
「みんなのサマーセミナー」は、どんなテーマでも、だれでもセンセイになれる、ここにしかない唯一無二の授業です。
サマーセミナーには、(1)センセイとしての魅力(自分の好きなこと、自分の思いを自分の言葉で喋ることができる)、(2)セイトの魅力(ここでしかない講義を受け、知ったことを自慢できる)、(3)運営側の魅力(センセイの発掘。メンバー間の連携、達成感)の3つの魅力があると思います。
センセイをするためには、(1)テーマを作る(夢中になるほど好きなこと)、(2)講義のストーリー立て(誰にも負けない特技)、(3)プレゼンする自信をもつ(どうしても伝えたい強い思い)の3つのプロセスが必要です。
センセイができると自分のテーマを作る力がつき、自分の思いをどう組み立てるかで思考力が高まり、楽しいイベントをやりながら勉強にもなります。
■参加者ワークショップ
そのあと、参加者が3つのグループに分かれて、自分なりのテーマ、ストーリーなどを出し合いました。
深野さんは今年も、8月5日・6日に開催されるサマーセミナーで、得意な数学や好きなアーティストをテーマに授業をする予定だそうです。
最後に深野さんは、「みんなとつながるこれからの千里ニュータウン」と題して、地域のつながりと個性の発掘の実例としてサマーセミナーを取り上げ、センセイごっこを通じた楽しみを話しました。“みんなとつながる”は、千里の課題というより、自分がこれから千里とつながっていきたいという思いからです。今は尼崎で活動をしていますが、これからは千里の人ともっとつながり、千里で活動していきたいので、よろしくお願いします。」と話しました。
■意見交換
このあと、参加者が質問や感想を出しあって交流しました。
・なぜ千里に来られたんですか?
→子供の保育園を探していて、数が多いと聞いた千里中央に決めました。
・サマーセミナーは、行政(尼崎市)とはどんな関わりを持っていますか?
→組織化するとやらされ感が出て固くなるので、なるべくフラットにして意見をみんなで言い合えるようにしています。
・千里市民フォーラムは、最近、公園や場所の活用に向かいすぎていると感じるので、サマーセミナーのように、人とつながった先に地域が元気になっていけばいい。
・いろんな人がいろんな思いを持ってつながっているのが地域だけど、それを知る機会が少ない。千里でもこういう場があればいい。
・センセイになって伝えることの楽しさを聞けて良かった。
・(サマーセミナー立ち上げ時の副実行委員長)学校ごっこはわかりやすいのでみなさんに参加してもらいやすいし、そこで出会った仲間と新しい取り組みもできる。尼崎の地名を入れていないのは、周辺の地域からも参加してほしいから。「みんなのサマーセミナー」が各地で始まっていくといい。
・授業数が多くてびっくり。コミュニティを作ることはなかなか難しいので、こういった取り組みが発展していけばいい。
・千里には魅力的な人が多いが、まだ隠れている方もいるので発掘していけたらいい。
・千里市民フォーラムメンバーでも魅力的な人がいっぱいいるし、会ったことのない人もいるので、「千里サマーセミナー」が開催できたらいい。
・尼崎といえば阪神タイガース。尼崎のみなさんはノリが良いのかなと思う。千里は引っ込み思案や遠慮がちの人が多い。
・個性を受け入れる側も大切で、優しい場がないと個性を発揮できない。千里市民フォーラムは個性を受け入れてくれる場だと思う。
・行政もみなさんと一緒に試行錯誤しながら、個性を発揮できる場を作っていきたいと思っている。
・学校という場所を使って個性を発信したり、吸収できるような趣向を凝らした仕組みは参考になる。
<7月のサロン>
テーマ:「(仮称)旅について語ろう!」(担当:瀧石裕樹さん、山本茂さん)
日 時:7/15(土)13時~
場 所:北千里公民館(予定)
※場所が確定次第、告知いたします。
◎豊中市立千里図書館集会室(コラボ4階)
◎出席者数17名(うち行政3名)
「みんなとつながるこれからの千里ニュータウンを目指して」
キートーク:深野 剛
千里市民フォーラムに新しく入会された深野剛さん(新千里北町)から、ご自身が参加している「みんなのサマーセミナー」についてお話しいただいたあと、千里での人と人のつながりや元気づくりについて交流しました。(進行:上村有里)
■深野さんのはなし
電機メーカーでエンジニアをしています。川西育ちで勤務のため東京に行っていましたが、2年前に家族を連れて東京から大阪へ戻ってきて、以来千里に住んでいます。仕事以外に自分でやりたいことを見つけようと、いろんな町の活動を見ていくなかで、尼崎の「尼崎ENGAWA化計画」に出会いました。いろんな職種のメンバーとつながりができ、去年、「みんなのサマーセミナー」でセンセイをやったり、今年は運営側にも参加しています。
「尼崎ENGAWA化計画」 http://amagasakiengawa.com/
「みんなのサマーセミナー」 https://samasemi.jimdo.com/
私が地域交流に力を入れるのは、(1)楽しい、(2)自分をさらけだせる、(3)新たな自分を発見できるから。
日本は「少子高齢化」「地球温暖化」「デフレ」という3つの大きな課題を抱えています。「地球温暖化」と「デフレ」を個人で解決するのは難しいが、「少子高齢化」は自分たちでもできる。人口減少の中で労働人口を増やすためには、1人あたりの役割を増やす(副職・副業化を進める)。すると個性が発揮され、仕事に反映されるだけでなく、知らなかった自分にも気づいて人生の幅も広がる。その町に来ると自分の個性が引き出されるような場づくりを、市民が中心になって各地域で取り組めたらいい。
参加者のみなさんの個性を出してもらうために、センセイごっこがどんなものか、「みんなのサマーセミナー」(2015年8月)の映像をご覧いただきます。
(映 像)
「みんなのサマーセミナー」は、どんなテーマでも、だれでもセンセイになれる、ここにしかない唯一無二の授業です。
サマーセミナーには、(1)センセイとしての魅力(自分の好きなこと、自分の思いを自分の言葉で喋ることができる)、(2)セイトの魅力(ここでしかない講義を受け、知ったことを自慢できる)、(3)運営側の魅力(センセイの発掘。メンバー間の連携、達成感)の3つの魅力があると思います。
センセイをするためには、(1)テーマを作る(夢中になるほど好きなこと)、(2)講義のストーリー立て(誰にも負けない特技)、(3)プレゼンする自信をもつ(どうしても伝えたい強い思い)の3つのプロセスが必要です。
センセイができると自分のテーマを作る力がつき、自分の思いをどう組み立てるかで思考力が高まり、楽しいイベントをやりながら勉強にもなります。
■参加者ワークショップ
そのあと、参加者が3つのグループに分かれて、自分なりのテーマ、ストーリーなどを出し合いました。
深野さんは今年も、8月5日・6日に開催されるサマーセミナーで、得意な数学や好きなアーティストをテーマに授業をする予定だそうです。
最後に深野さんは、「みんなとつながるこれからの千里ニュータウン」と題して、地域のつながりと個性の発掘の実例としてサマーセミナーを取り上げ、センセイごっこを通じた楽しみを話しました。“みんなとつながる”は、千里の課題というより、自分がこれから千里とつながっていきたいという思いからです。今は尼崎で活動をしていますが、これからは千里の人ともっとつながり、千里で活動していきたいので、よろしくお願いします。」と話しました。
■意見交換
このあと、参加者が質問や感想を出しあって交流しました。
・なぜ千里に来られたんですか?
→子供の保育園を探していて、数が多いと聞いた千里中央に決めました。
・サマーセミナーは、行政(尼崎市)とはどんな関わりを持っていますか?
→組織化するとやらされ感が出て固くなるので、なるべくフラットにして意見をみんなで言い合えるようにしています。
・千里市民フォーラムは、最近、公園や場所の活用に向かいすぎていると感じるので、サマーセミナーのように、人とつながった先に地域が元気になっていけばいい。
・いろんな人がいろんな思いを持ってつながっているのが地域だけど、それを知る機会が少ない。千里でもこういう場があればいい。
・センセイになって伝えることの楽しさを聞けて良かった。
・(サマーセミナー立ち上げ時の副実行委員長)学校ごっこはわかりやすいのでみなさんに参加してもらいやすいし、そこで出会った仲間と新しい取り組みもできる。尼崎の地名を入れていないのは、周辺の地域からも参加してほしいから。「みんなのサマーセミナー」が各地で始まっていくといい。
・授業数が多くてびっくり。コミュニティを作ることはなかなか難しいので、こういった取り組みが発展していけばいい。
・千里には魅力的な人が多いが、まだ隠れている方もいるので発掘していけたらいい。
・千里市民フォーラムメンバーでも魅力的な人がいっぱいいるし、会ったことのない人もいるので、「千里サマーセミナー」が開催できたらいい。
・尼崎といえば阪神タイガース。尼崎のみなさんはノリが良いのかなと思う。千里は引っ込み思案や遠慮がちの人が多い。
・個性を受け入れる側も大切で、優しい場がないと個性を発揮できない。千里市民フォーラムは個性を受け入れてくれる場だと思う。
・行政もみなさんと一緒に試行錯誤しながら、個性を発揮できる場を作っていきたいと思っている。
・学校という場所を使って個性を発信したり、吸収できるような趣向を凝らした仕組みは参考になる。
<7月のサロン>
テーマ:「(仮称)旅について語ろう!」(担当:瀧石裕樹さん、山本茂さん)
日 時:7/15(土)13時~
場 所:北千里公民館(予定)
※場所が確定次第、告知いたします。
Posted by 千里市民フォーラム at 11:00│Comments(0)
│サロン
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