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2022年03月11日
(3/26土)サロン「老年的超越とは?」を開きます!

3月サロンは、大阪大学・老年・総合内科学・赤坂憲(あかさかひろし)先生を招いて「老年的超越」について考えます!
以下、3月サロンのテーマの提案者である加福さんからのコメント
「人生100年時代(若い世代の人も、高齢者も、後期高齢者も超高齢者(85歳以上))を経験する時代にあって老年医学では超高齢者をどのような存在ととらえ、老年科で私たちはどのような診療を受けることができるのでしょうか。
(老年医学では、高齢者の定義は65歳以上。75歳以上を後期高齢者、85歳以上を超高齢者としている)
老年医学の最近の調査研究によると、人が目指す老年・超高齢期の過ごし方は一つではなく、幾つかのタイプがあることがわかってきました。
1.生涯現役を目指す(いわゆるピンピンコロリ)
2.心身が衰えても新しい発展段階としての自己の確立を目指す。(米国・エリクソン)
3.心身の衰えを受入れ「老年的超越」という新しい境地に自ずと達する。(スエーデン・トルンスタム)
(老年的超越:トルンスタムの説明によると)
「1.宇宙意識の変化」「2.自己意識の変化」「3.社会との関係の変化」
以上の変化は、努力して得られるものではなく高齢者に内在する諦念から自ずと生まれるものであり、自ずと獲得していると気付くもの。
超高齢期の過ごし方のどれが正しい、優れているということではありません。
全ての年代の方が超高齢者(85歳以上)を経験することになる人生100年時代にあっては、老年期・超高齢期の過ごし方は一つではないこと、特に老年的超越という境地の存在を理解して頂くことが必要なのです。
そして高齢者の生き方に多様な選択肢が創出されるなら包括的なまちづくりにもつながるのではないでしょうか。
参考
・「老年的超越(gerotranscendence)とは,高齢期に高まるとされる「物質主義的で合理的な世界観から,宇宙的・超越的・非合理的な世界観への変化」を指す。(増井幸恵・都立健康長寿医療センター研究所研究員)
「老年的超越―老年医学の最近の動向―」
●3月26日(土)19時〜
●オンラインZoom
*こちらのフォームからお申し込みください。
●大阪大学・老年・総合内科学の赤坂憲(あかさかひろし)先生から「老年的超越」について話していただきます。
人生100年時代にあって、老年期・超高齢期の過ごし方は一つではないこと、特に老年的超越という境地の存在を理解することを通して、高齢者の生き方に多様な選択肢が創出されるなら包括的なまちづくりにもつながるのではないでしょうか。
それを考えるきっかけになるサロンにしたいと思います。
Posted by 千里市民フォーラム at 17:54│Comments(0)
│サロン
2022年02月27日
サロン「知っておきたい”障がい者福祉と自立支援”とは?」を開きました!(2/26)
◎2月26日(土)13:00~15:00
◎オンライン Zoom
◎参加者12名(うち行政2名)
2月サロンは「障がい者福祉と自立支援」について、フォーラム副代表でキャリアコンサルタントである中澤良子さんに伝えていただきました!
〜千里のまちでの豊かな市民活動のために〜
「知っておきたい”障がい者福祉と自立支援”とは?」
1960年代に、障がいがある人も障がいの無い人と同様の生活ができるように支援するべきだという社会理念「ノーマライゼーション」が北欧で始まって以降、世界に広まっていった。
日本では、2006年(平成18年)に「障害者自立支援法」が施行。2009年(平成21年)「障害者雇用促進法」改正。2013年(平成25年)障害者総合支援法となる「障害者自立支援法」が施行。
障がい者にたいして養護から支援へと考え方が変わり、支えて自立を応援するように。
令和になると、「D&I(ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包括))」の考え方が定着しつつある。
●障がい者を支援する法律と施策は?
大きく分けて「介護給付」と「訓練等給付」の2つ。
「訓練等給付」は自立に向けたもの。就労に向けてが主。
○「自立訓練事業所」(最長2年。機能訓練は最長18か月)
○「就労移行支援事業所」(最長2年)
・一般就労への移行に向けて、事業所内や企業における作業や実習、適性にあった職場探しをする。
○「就労定着支援事業所」
・就労後の職場定着のための支援。
そのほかに農業に強くなるための就労移行や、在宅仕事を扱うところなど、いろいろある。
○「就労継続支援A型事業所」 (障害者自立支援法の前は福祉工場と呼んでいた)
・雇用契約に基づく就労の機会を提供するとともに、一般企業等への就労に必要な知識を。能力が高まった者に一般企業への就労への移行に向けて支援。A型は、ハローワークで探す。
○「就労継続支援B型事業所」(かつての作業所、授産所)
・就労や生産活動の機会を提供。(雇用契約は結ばない)工賃がもらえる。
●雇用促進法による障害者雇用率は?
すべての事業主には、法定雇用率以上の割合で障がい者を雇用する義務がある。
民間企業は2.3%。
大企業は、雇用にあたって障がい等に特別な配慮をする特例子会社を設立できる。
関西では97社。
北摂では、「 (株)ダイキンサンライズ摂津」(重度障害者雇用)が工夫の宝庫でモデル企業と呼ばれている。
全国の雇用率達成度は、47%。
雇用率を達成していない企業のうち、障害者雇用をまったくしていない企業は、57%。
・この数字にガクッとしないこと!逆に大手企業への就職チャンスが広がっている!
プラス面をモチベーションにしていくことが大切。
障害者雇用促進法のもとにある支援機関は、「障害者職業センター」「障害者就業・生活支援センター」「障害者職業訓練校」「独立行政法人高齢者」「障害者雇用支援機構」など。
サービスが多様にあるので、支援者の知識とコーディネートが必要不可欠。
●合理的配慮とは?
・障がいのある人と無い人が平等な機会を確保するために行われる配慮のこと。
・特別扱いや、どちらか一方の立場が強くなる関係ではなく、等しく平等の関係を築けるように。
・手話や筆談など、障害特性に目を向けた配慮。(これは市民活動にも必要)
●山本晶さん(フォーラム代表)、宮原秀彦さん(フォーラム運営委員)のお二人にも話していただきました。
○山本晶さん
・内臓疾患による病気障害で外出時は車椅子を利用。
・2015年から在宅で文字起こし業を開始。「AKIRA text create」
・通勤は疲労するため、自分には在宅ワークが合っている。
・文字起こしは続けていくが、それ以外にも収入につながる道を探したい。
○宮原秀彦さん
・2016年、小脳出血で高次脳機能障害に。
・現在は週4日、在宅勤務。
・今年4月の定年後は再雇用の予定。
・副業可能なので地元で事業をしたい。
・スマホ教室で様々な情報を集めたり、防災や災害対応の情報共有など話し合いができる場を作りたい。
●以上のお話を受けて中澤さんに質問。
○コーディネーターを探すには?
・お住まいの市役所の障害福祉の窓口で、「障害者基幹相談センター」のリストや「計画相談事業」のリストをもらえるので、まずそこへ相談に行ってください。
○福祉先進国の北欧に比べて日本の状況は?
・まだ日本はパイオニア。だから後に続く人のためにがんばろうと言っている。
障がい者福祉の施策や考え方は企業でさえ知らないことがある。
障がいのある人と無い人の双方から言葉を発していき、知っていくことが大切。
知識が定着して、その人の適性を見つけてくれる人が増えてくるといい。
近隣センターに事業所があればいいのだけど、建物基準が細かいうえにハード面をクリアしても家賃の不安もある・・・。
それに見合うように近隣センターを改築できないものか・・・。
なんとなく知ったふうでいた「障がい者福祉と自立支援」について、気付くポイントが多くありました。
障がいを持つ可能性は誰にでもあるんだから、支え合うコミュニティを基盤にそこで豊かなコミュニケーションを通して、多様な機会と選択肢が創出されていけば嬉しいな。包括的なまちづくりにもつながるはず。
そう感じたサロンでした。
中澤さん、分かりやすい解説をありがとうございました!
*文中で、法律の名称では「障害者」。普通の表現では「障がい者」としました。
◎オンライン Zoom
◎参加者12名(うち行政2名)
2月サロンは「障がい者福祉と自立支援」について、フォーラム副代表でキャリアコンサルタントである中澤良子さんに伝えていただきました!
〜千里のまちでの豊かな市民活動のために〜
「知っておきたい”障がい者福祉と自立支援”とは?」
1960年代に、障がいがある人も障がいの無い人と同様の生活ができるように支援するべきだという社会理念「ノーマライゼーション」が北欧で始まって以降、世界に広まっていった。
日本では、2006年(平成18年)に「障害者自立支援法」が施行。2009年(平成21年)「障害者雇用促進法」改正。2013年(平成25年)障害者総合支援法となる「障害者自立支援法」が施行。
障がい者にたいして養護から支援へと考え方が変わり、支えて自立を応援するように。
令和になると、「D&I(ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包括))」の考え方が定着しつつある。
●障がい者を支援する法律と施策は?
大きく分けて「介護給付」と「訓練等給付」の2つ。
「訓練等給付」は自立に向けたもの。就労に向けてが主。
○「自立訓練事業所」(最長2年。機能訓練は最長18か月)
○「就労移行支援事業所」(最長2年)
・一般就労への移行に向けて、事業所内や企業における作業や実習、適性にあった職場探しをする。
○「就労定着支援事業所」
・就労後の職場定着のための支援。
そのほかに農業に強くなるための就労移行や、在宅仕事を扱うところなど、いろいろある。
○「就労継続支援A型事業所」 (障害者自立支援法の前は福祉工場と呼んでいた)
・雇用契約に基づく就労の機会を提供するとともに、一般企業等への就労に必要な知識を。能力が高まった者に一般企業への就労への移行に向けて支援。A型は、ハローワークで探す。
○「就労継続支援B型事業所」(かつての作業所、授産所)
・就労や生産活動の機会を提供。(雇用契約は結ばない)工賃がもらえる。
●雇用促進法による障害者雇用率は?
すべての事業主には、法定雇用率以上の割合で障がい者を雇用する義務がある。
民間企業は2.3%。
大企業は、雇用にあたって障がい等に特別な配慮をする特例子会社を設立できる。
関西では97社。
北摂では、「 (株)ダイキンサンライズ摂津」(重度障害者雇用)が工夫の宝庫でモデル企業と呼ばれている。
全国の雇用率達成度は、47%。
雇用率を達成していない企業のうち、障害者雇用をまったくしていない企業は、57%。
・この数字にガクッとしないこと!逆に大手企業への就職チャンスが広がっている!
プラス面をモチベーションにしていくことが大切。
障害者雇用促進法のもとにある支援機関は、「障害者職業センター」「障害者就業・生活支援センター」「障害者職業訓練校」「独立行政法人高齢者」「障害者雇用支援機構」など。
サービスが多様にあるので、支援者の知識とコーディネートが必要不可欠。
●合理的配慮とは?
・障がいのある人と無い人が平等な機会を確保するために行われる配慮のこと。
・特別扱いや、どちらか一方の立場が強くなる関係ではなく、等しく平等の関係を築けるように。
・手話や筆談など、障害特性に目を向けた配慮。(これは市民活動にも必要)
●山本晶さん(フォーラム代表)、宮原秀彦さん(フォーラム運営委員)のお二人にも話していただきました。
○山本晶さん
・内臓疾患による病気障害で外出時は車椅子を利用。
・2015年から在宅で文字起こし業を開始。「AKIRA text create」
・通勤は疲労するため、自分には在宅ワークが合っている。
・文字起こしは続けていくが、それ以外にも収入につながる道を探したい。
○宮原秀彦さん
・2016年、小脳出血で高次脳機能障害に。
・現在は週4日、在宅勤務。
・今年4月の定年後は再雇用の予定。
・副業可能なので地元で事業をしたい。
・スマホ教室で様々な情報を集めたり、防災や災害対応の情報共有など話し合いができる場を作りたい。
●以上のお話を受けて中澤さんに質問。
○コーディネーターを探すには?
・お住まいの市役所の障害福祉の窓口で、「障害者基幹相談センター」のリストや「計画相談事業」のリストをもらえるので、まずそこへ相談に行ってください。
○福祉先進国の北欧に比べて日本の状況は?
・まだ日本はパイオニア。だから後に続く人のためにがんばろうと言っている。
障がい者福祉の施策や考え方は企業でさえ知らないことがある。
障がいのある人と無い人の双方から言葉を発していき、知っていくことが大切。
知識が定着して、その人の適性を見つけてくれる人が増えてくるといい。
近隣センターに事業所があればいいのだけど、建物基準が細かいうえにハード面をクリアしても家賃の不安もある・・・。
それに見合うように近隣センターを改築できないものか・・・。
なんとなく知ったふうでいた「障がい者福祉と自立支援」について、気付くポイントが多くありました。
障がいを持つ可能性は誰にでもあるんだから、支え合うコミュニティを基盤にそこで豊かなコミュニケーションを通して、多様な機会と選択肢が創出されていけば嬉しいな。包括的なまちづくりにもつながるはず。
そう感じたサロンでした。
中澤さん、分かりやすい解説をありがとうございました!
*文中で、法律の名称では「障害者」。普通の表現では「障がい者」としました。
Posted by 千里市民フォーラム at 13:21│Comments(0)
│サロン
2022年02月04日
(2/26・土)サロン「知っておきたい”障がい者福祉と自立支援”とは?」を開きます!
多様性を認め合い、誰しもが活躍できる社会を目指すなかで「ノーマライゼーション」「ダイバーシティ」など横文字言葉が散らばっていますが、その前に!
まずは身近に障がい者の方と接する市民レベルで、制度や支援の現状などをきちんと知っておけば、誰しもが気軽にその「横文字活動」に取り組めるのではないでしょうか?
「障害者雇用促進法って?」
「障がい者の人って実際にどんな感じで働いているの?」など、なかなか聞けないアレコレや横文字言葉を、フォーラム副代表でキャリアコンサルタントである中澤良子さんに分かりやすく、明るく、楽しく伝えていただきます。
そこから包括的なまちづくりに向けた気付きが見えてくると、千里の市民活動の豊かさにもつながるはず。
また、山本晶さん(フォーラム代表)、宮原秀彦さん(フォーラム運営委員)のお二人にも、ご自身の障がいや現在のお仕事についてお話しいただきます。
~豊かな市民活動のために~
「知っておきたい”障がい者福祉と自立支援”とは?」
●2月26日(土)13:00~15:00
●オンラインZoom
*こちらのフォームからお申し込みください。
・講師:中澤良子(千里市民フォーラム副代表)キャリアコンサルタント
障がい者就労移行支援事業所にて、主に知的障がい者の就労支援に携わり平成27年、主に精神障がいや発達障がい者の自立訓練事業所を開設。現在は、特例子会社において障がい者の人材育成の仕事に携わる。
まずは身近に障がい者の方と接する市民レベルで、制度や支援の現状などをきちんと知っておけば、誰しもが気軽にその「横文字活動」に取り組めるのではないでしょうか?
「障害者雇用促進法って?」
「障がい者の人って実際にどんな感じで働いているの?」など、なかなか聞けないアレコレや横文字言葉を、フォーラム副代表でキャリアコンサルタントである中澤良子さんに分かりやすく、明るく、楽しく伝えていただきます。
そこから包括的なまちづくりに向けた気付きが見えてくると、千里の市民活動の豊かさにもつながるはず。
また、山本晶さん(フォーラム代表)、宮原秀彦さん(フォーラム運営委員)のお二人にも、ご自身の障がいや現在のお仕事についてお話しいただきます。
~豊かな市民活動のために~
「知っておきたい”障がい者福祉と自立支援”とは?」
●2月26日(土)13:00~15:00
●オンラインZoom
*こちらのフォームからお申し込みください。
・講師:中澤良子(千里市民フォーラム副代表)キャリアコンサルタント
障がい者就労移行支援事業所にて、主に知的障がい者の就労支援に携わり平成27年、主に精神障がいや発達障がい者の自立訓練事業所を開設。現在は、特例子会社において障がい者の人材育成の仕事に携わる。
Posted by 千里市民フォーラム at 11:28│Comments(0)
│サロン
2021年11月30日
「上映会」を開きました!(11/21)
◎11月21日(日)16:00~19:00
◎吹田市立千里ニュータウン情報館
◎参加者10名(うち行政1名)
ドキュメンタリー映画「ある精肉店のはなし」の上映会を、運営委員のみで行いました!
サロンで上映会をやってみたいという福本さん(フォーラム会員)からの提案を受け、「食」や「命」、「千里で住むこと」などについて考えたいとご自身でチョイスされたこの映画を、限られたメンバーによる試写会のかたちとし、観賞後サロンに向けて検討しました。
●映画の感想
・多くのこと(生命・祭事・多世代交流の減少など)を皆で考えられる映画だった。
・大勢で食卓を囲むシーンや、魂を解放するような祭りの場面が印象的。
・モノづくりの視点で見ても興味深い内容。
・農家が身近にあった時代を思い出した。
・千里は、きれいになりすぎているような。
・千里ニュータウンまちびらきは大阪万博と時期が近いことも影響してか理想郷な側面もあり、千里への入居時に高倍率の抽選を経験した住民たちは、まちを良くする意識があった。
・今は住居形態やライフスタイルが変化し、近所付き合いが減っている。
・日々を生きるなかで、”食”を見つめる機会が薄れていることに気付いた。
●サロンとして上映するのは?
・いろいろな社会問題が描かれていて、観賞後の議論は難しい。
・話題を1つに絞って、議論するのでは意味がないか。
・議論するならテーマを分けず、分け隔てなく話し合いをした方がいい。
…問題は複雑に絡み合っているものであり、細分化してそれぞれ解決するものではない。
・孤立などの不安や、しんどさを抱えている人は千里にもいるが、なかなか見えてこない。
・映画を見ることで共感し、不安などを声にしやすくなるのではないか。
・この映画には人権問題も内包されており、議論に留まらず傷つく人が出てしまうかもしれない。
・それは企画の本意ではないが、そこからもまた対話につながる。
・みんなで話をして考えることで、相談先や希望が見えてくるといい。
●福本さんの感想
・テーマが盛り沢山の映画だった。
・そのカオスをみんなで体験して、それぞれがアウトプットし共有する機会を持てたことは素晴らしかった。
・わちゃわちゃと様々な角度から話を展開し、まとまらずとも各自が思いを持ち帰ることも大事。
・「対話」と「会話」、「考え続けること」が何より大切だと思う。
●結論として、
「ある精肉店のはなし」をサロンで上映するのは見送ることとしました。
しかし、映像を通して追体験できる「映画」を使って語り合いの場を作ることは、有意義だと気付きました。
新しい活動の可能性が見えたような気がします。
福本さん、是非また企画をしてください!
◎吹田市立千里ニュータウン情報館
◎参加者10名(うち行政1名)
ドキュメンタリー映画「ある精肉店のはなし」の上映会を、運営委員のみで行いました!
サロンで上映会をやってみたいという福本さん(フォーラム会員)からの提案を受け、「食」や「命」、「千里で住むこと」などについて考えたいとご自身でチョイスされたこの映画を、限られたメンバーによる試写会のかたちとし、観賞後サロンに向けて検討しました。
●映画の感想
・多くのこと(生命・祭事・多世代交流の減少など)を皆で考えられる映画だった。
・大勢で食卓を囲むシーンや、魂を解放するような祭りの場面が印象的。
・モノづくりの視点で見ても興味深い内容。
・農家が身近にあった時代を思い出した。
・千里は、きれいになりすぎているような。
・千里ニュータウンまちびらきは大阪万博と時期が近いことも影響してか理想郷な側面もあり、千里への入居時に高倍率の抽選を経験した住民たちは、まちを良くする意識があった。
・今は住居形態やライフスタイルが変化し、近所付き合いが減っている。
・日々を生きるなかで、”食”を見つめる機会が薄れていることに気付いた。
●サロンとして上映するのは?
・いろいろな社会問題が描かれていて、観賞後の議論は難しい。
・話題を1つに絞って、議論するのでは意味がないか。
・議論するならテーマを分けず、分け隔てなく話し合いをした方がいい。
…問題は複雑に絡み合っているものであり、細分化してそれぞれ解決するものではない。
・孤立などの不安や、しんどさを抱えている人は千里にもいるが、なかなか見えてこない。
・映画を見ることで共感し、不安などを声にしやすくなるのではないか。
・この映画には人権問題も内包されており、議論に留まらず傷つく人が出てしまうかもしれない。
・それは企画の本意ではないが、そこからもまた対話につながる。
・みんなで話をして考えることで、相談先や希望が見えてくるといい。
●福本さんの感想
・テーマが盛り沢山の映画だった。
・そのカオスをみんなで体験して、それぞれがアウトプットし共有する機会を持てたことは素晴らしかった。
・わちゃわちゃと様々な角度から話を展開し、まとまらずとも各自が思いを持ち帰ることも大事。
・「対話」と「会話」、「考え続けること」が何より大切だと思う。
●結論として、
「ある精肉店のはなし」をサロンで上映するのは見送ることとしました。
しかし、映像を通して追体験できる「映画」を使って語り合いの場を作ることは、有意義だと気付きました。
新しい活動の可能性が見えたような気がします。
福本さん、是非また企画をしてください!
Posted by 千里市民フォーラム at 15:19│Comments(0)
│サロン
2021年11月03日
「夕暮れコンサート」を開きました!(10/31)
◎10月31日(日)15:30~16:00頃
◎千里南公園 円形花壇付近(釣り堀の近く)
◎参加者数のべ62名(出入りあり、通りがかり含む)
10月サロンは、公園で演奏会。
「夕暮れコンサート」を開きました!
フォーラム会員で二胡奏者でもある木村弘子さんから「公園で何かをしたい、演奏会はどう?」とご提案があり、運営委員で検討。
千里の公園活用を考える一環として、音楽鑑賞会を企画。
弘子さんからの紹介で、千里などで二胡の教室をされているウェイ・リーリンさんとお弟子さんに演奏をしていただきました。
感染対策を行い、少人数で、千里南公園で開催!

弦楽器、二胡の優しい音色と、様々な鳥がさえずる自然豊かな公園の景色が調和して、沁みるひとときとなりました。
通りすがりの人も立ち止まって聞いていたり、先生も「千里南公園での演奏は初めてだったけど楽しかった!」と。

千里の公園で、文化に触れるっていいですね。
素敵なきっかけをくださった木村弘子さん、素晴らしい演奏をしてくださったウェイ・リーリンさん、ありがとうございました!
千里市民フォーラムでは今後も千里の公園活用を考えていきます!
◎千里南公園 円形花壇付近(釣り堀の近く)
◎参加者数のべ62名(出入りあり、通りがかり含む)
10月サロンは、公園で演奏会。
「夕暮れコンサート」を開きました!

フォーラム会員で二胡奏者でもある木村弘子さんから「公園で何かをしたい、演奏会はどう?」とご提案があり、運営委員で検討。
千里の公園活用を考える一環として、音楽鑑賞会を企画。
弘子さんからの紹介で、千里などで二胡の教室をされているウェイ・リーリンさんとお弟子さんに演奏をしていただきました。
感染対策を行い、少人数で、千里南公園で開催!

弦楽器、二胡の優しい音色と、様々な鳥がさえずる自然豊かな公園の景色が調和して、沁みるひとときとなりました。
通りすがりの人も立ち止まって聞いていたり、先生も「千里南公園での演奏は初めてだったけど楽しかった!」と。

千里の公園で、文化に触れるっていいですね。
素敵なきっかけをくださった木村弘子さん、素晴らしい演奏をしてくださったウェイ・リーリンさん、ありがとうございました!
千里市民フォーラムでは今後も千里の公園活用を考えていきます!
Posted by 千里市民フォーラム at 11:45│Comments(0)
│サロン
2021年10月08日
(10/31・日)サロン「夕暮れコンサート」を開きます!【要申込】
本日、開催します!

10月サロンは、千里の公園活用を考える一環として音楽鑑賞会を企画しました。
千里などで二胡の教室をされているウェイ・リーリンさんとお弟子さんに二胡の演奏をしていただきます!
「夕暮れコンサート」
●10月31日(日)15時半〜16時15分
●千里南公園 円形花壇付近(釣り堀の近く)
●小雨決行 荒天中止
●要申込(先着20名) お申し込みはこちらから。
(フォーラム役員もお申し込みをお願いします)
*マスクの着用をお願いします。
*当日、発熱や体調不良がある場合はご参加を見送ってください。
主催:千里市民フォーラム
後援:吹田市・豊中市千里ニュータウン連絡会議
お問い合わせ:千里市民フォーラム senriforum@gmail.com
Posted by 千里市民フォーラム at 10:43│Comments(0)
│サロン
2021年06月15日
オンラインサロン「防災福祉対話の会」を開きました!(6/12)
◎6月12日(土)14:00~15:30
◎オンライン開催
◎参加者22名(うち行政2名)
6月サロンは、フォーラムメンバー宮原さんのご紹介で防災士の口ノ町(くちのまち)一男さんを講師に迎えて防災福祉について語っていただきました。
●口ノ町さんのお話
・ゆでガエルにならない!油断しない!
→”ゆでガエル”とは:熱湯に入れると逃げ出すが常温から少しずつ温度を上げていくと逃げ出さずやがて死んでしまう。そのことから、”徐々に進む環境変化や危機対応の難しさ大切さ”を伝える表現の作り話です。
・発災すると1分前と1分後の日常が変わってしまう。
・被災のイメージを持ち環境変化を覚悟しておく。
・近隣住民とコミュニケーションをとろう。
・安否確認の積み重ねなどの人とつながる日常防災が大事。
・福祉活動に日常防災を取れ入れてほしい。
・災害弱者を支える「個別支援計画」がある。>福祉に携わる人達が中心になって作る
・避難ルート図を作る際には、写真と動画も加えるといい。
・「避難支援計画」を作成する大きな理由のひとつが「逃げ遅れ」をひとりでも減らして命を守る事。
・阪神淡路大震災当時はネット環境やスマホが普及していなかったが今はデジタルテクノロジーが発達。
・AIによる防災支援などツールはいろいろある。
・ハザードマップが各地域で公開・配布されている。
…豊中市:ハザードマップ・防災関連啓発冊子
…吹田市:ハザードマップ(洪水/内水等)
*口ノ町さんによる資料はこちらから。(pdf)

●お話を聞いた後、参加者で対話を行いました。
○参加者
・タイムラインについて知りたい。
○口ノ町さん
・タイムラインとは「防災行動とその実施主体を時系列で整理した計画」で大阪府にもある。
「おおさかタイムライン防災プロジェクト」
・地震災害では難しいが、予測可能な台風災害などには有効。
・地震については発災前、発災時、発災後のそれぞれの対応についてあらかじめ考える必要があるが、「命を守り、命を繋ぐ事」が一番大切。
・救急救命や怪我などにも対応できるように自分たちで応急手当を施せる準備をする事。
・今そこにいる人たちで乗り切って救援を待つ事が望ましい。
・コミュニティの中で作ってもいい。
・豊中では上新田地区のマンションで防災活動が行われている。
・吹田市、豊中市でもタイムラインなどを定期的に議論、アップデートが行われている。
・大阪スマートシティ戦略会議では防災も取り上げられている。(資料3-1 住民モードについて(pdf))
・災害モードや防災モードがそれで今回の発表資料(P.9)にあるように住民(全員)の立場で発災前に地域のリスクを知り、災害時には素早い避難行動などで命を守り、災害後は1日も早い復興に向けてみんなで力を合わせて前進する事。
○参加者
・避難所について。
・障害者を別の避難所にすることには賛否がある。
○口ノ町さん
・バリアフリーのない避難所もあり、車中泊や被災した家で在宅避難するケースがある。
・臨機応変に柔軟な対応が大切。
・あらゆる人を受け入れること。
・「管理」ではなく「配慮」。
・避難所はいのちをつなぐ場所。
・災害時には人間優先になってしまうが介助犬など福祉の役割を持つ動物もいっしょに避難してください。
・環境省のホームページをぜひ参照してほしい。→こちら
○参加者
・防災計画を自分で立てる「自分防災」と、家族を含むチームで立てる「チーム防災」がある。
○口ノ町さん
・チーム防災にはリーダーを置かず各自で役割を担うといい。
・ただし決め事は各役割の代表者全員で決めて行動してほしい。
・「融通を利かす、臨機応変、柔軟な対応」が発災後3日間程度は重要。
・災害弱者が単独で避難するのは難しいので、事前の支援計画や顔の見える関係が大事。
・地域で防災や防災弱者について話し合い、できることをリストにして計画書にしていく。
・災害時に対応できるように普段からまちあるきをすることも必要。
○参加者
・集合住宅では多世代がいるし考え方もそれぞれ。入れ替わりもあり、在宅時間も違うため合議をとりにくい。
・自治会の加入率も低い。
○口ノ町さん
・コミュニケーションを根気よく重ねていくしかない。
・声を上げたり、引っ張っていくキーマンの存在はとても必要。
・成功パターンはキーマンを中心に定期的(できれば毎月)に、かつ継続的(毎年)に活動する事。
・協力してくれるメンバーをひとりずつ増やす事。
・1年に1回程度の消火訓練プラスアルファー程度の活動では災害への備えは進まない。
○参加者
・きっかけづくりが大切で、近隣住民や身近な人たちとの対話を意識している。
・身障者や高齢者等の区別なく。
○口ノ町さん
・いろんな立場で障害者や高齢者の方々を支援するための役割を考えよう。
○参加者
・挨拶もきっかけになる。
・防犯と防災はみんなに関わること。それをテーマにするとコミュニティ活性化になるんじゃないか。
○口ノ町さん
・挨拶から始まり顔の見える関係作りはとても有効。素晴らしい活動ですね。
・防犯・防災に関わらず、オンラインも使いながらみんなで話し合える場づくりが大切。
・防犯・防災が全ての人の共通テーマだと思うので、異なるコミュニティでもその観点からつながりを持たれると良い。
○参加者
・車椅子ユーザーにとって災害は不安しかない・・・。
・その不安を埋めるためにも、日常的に他者との関係性を意識していきたい。
○参加者
・防災笛の中に情報カードや救助依頼を入れられるものがある。
・周りの人に助けを求めることをためらわない。
○口ノ町さん
・大きな地震など大災害はいつ起こるか分からない。
内陸部で震度5弱以上、海溝部でマグニチュード6.5以上の地震が発生したら警告だと思って、今の備えを振り返ろう!
・障害を持たれている方はいざという時にこれだけは分かってほしいという情報は「情報カード」などに書き留めておく事をお勧めします。
・スマホに記録するだけでは充電が切れた場合にただの箱になってしまうので注意が必要。
・今回をきっかけに健常者も非健常者も同じ市民として災害対応に強いコミュニティとしての一員になってほしい。
・油断せず、備えましょう!・・・もし災害モード宣言が出ても慌てないで・・・
防災福祉の素地はコミュニティにあるのかもしれませんね。
備えのニーズを見つけるためにも対話を重ね、関係性をつなげていくことが大切だと感じました。
フォーラムでも防災福祉を意識していきたいと思います。
宮原さん、口ノ町さん、意義深いお話をありがとうございました!
◎オンライン開催
◎参加者22名(うち行政2名)
6月サロンは、フォーラムメンバー宮原さんのご紹介で防災士の口ノ町(くちのまち)一男さんを講師に迎えて防災福祉について語っていただきました。
●口ノ町さんのお話
・ゆでガエルにならない!油断しない!
→”ゆでガエル”とは:熱湯に入れると逃げ出すが常温から少しずつ温度を上げていくと逃げ出さずやがて死んでしまう。そのことから、”徐々に進む環境変化や危機対応の難しさ大切さ”を伝える表現の作り話です。
・発災すると1分前と1分後の日常が変わってしまう。
・被災のイメージを持ち環境変化を覚悟しておく。
・近隣住民とコミュニケーションをとろう。
・安否確認の積み重ねなどの人とつながる日常防災が大事。
・福祉活動に日常防災を取れ入れてほしい。
・災害弱者を支える「個別支援計画」がある。>福祉に携わる人達が中心になって作る
・避難ルート図を作る際には、写真と動画も加えるといい。
・「避難支援計画」を作成する大きな理由のひとつが「逃げ遅れ」をひとりでも減らして命を守る事。
・阪神淡路大震災当時はネット環境やスマホが普及していなかったが今はデジタルテクノロジーが発達。
・AIによる防災支援などツールはいろいろある。
・ハザードマップが各地域で公開・配布されている。
…豊中市:ハザードマップ・防災関連啓発冊子
…吹田市:ハザードマップ(洪水/内水等)
*口ノ町さんによる資料はこちらから。(pdf)
●お話を聞いた後、参加者で対話を行いました。
○参加者
・タイムラインについて知りたい。
○口ノ町さん
・タイムラインとは「防災行動とその実施主体を時系列で整理した計画」で大阪府にもある。
「おおさかタイムライン防災プロジェクト」
・地震災害では難しいが、予測可能な台風災害などには有効。
・地震については発災前、発災時、発災後のそれぞれの対応についてあらかじめ考える必要があるが、「命を守り、命を繋ぐ事」が一番大切。
・救急救命や怪我などにも対応できるように自分たちで応急手当を施せる準備をする事。
・今そこにいる人たちで乗り切って救援を待つ事が望ましい。
・コミュニティの中で作ってもいい。
・豊中では上新田地区のマンションで防災活動が行われている。
・吹田市、豊中市でもタイムラインなどを定期的に議論、アップデートが行われている。
・大阪スマートシティ戦略会議では防災も取り上げられている。(資料3-1 住民モードについて(pdf))
・災害モードや防災モードがそれで今回の発表資料(P.9)にあるように住民(全員)の立場で発災前に地域のリスクを知り、災害時には素早い避難行動などで命を守り、災害後は1日も早い復興に向けてみんなで力を合わせて前進する事。
○参加者
・避難所について。
・障害者を別の避難所にすることには賛否がある。
○口ノ町さん
・バリアフリーのない避難所もあり、車中泊や被災した家で在宅避難するケースがある。
・臨機応変に柔軟な対応が大切。
・あらゆる人を受け入れること。
・「管理」ではなく「配慮」。
・避難所はいのちをつなぐ場所。
・災害時には人間優先になってしまうが介助犬など福祉の役割を持つ動物もいっしょに避難してください。
・環境省のホームページをぜひ参照してほしい。→こちら
○参加者
・防災計画を自分で立てる「自分防災」と、家族を含むチームで立てる「チーム防災」がある。
○口ノ町さん
・チーム防災にはリーダーを置かず各自で役割を担うといい。
・ただし決め事は各役割の代表者全員で決めて行動してほしい。
・「融通を利かす、臨機応変、柔軟な対応」が発災後3日間程度は重要。
・災害弱者が単独で避難するのは難しいので、事前の支援計画や顔の見える関係が大事。
・地域で防災や防災弱者について話し合い、できることをリストにして計画書にしていく。
・災害時に対応できるように普段からまちあるきをすることも必要。
○参加者
・集合住宅では多世代がいるし考え方もそれぞれ。入れ替わりもあり、在宅時間も違うため合議をとりにくい。
・自治会の加入率も低い。
○口ノ町さん
・コミュニケーションを根気よく重ねていくしかない。
・声を上げたり、引っ張っていくキーマンの存在はとても必要。
・成功パターンはキーマンを中心に定期的(できれば毎月)に、かつ継続的(毎年)に活動する事。
・協力してくれるメンバーをひとりずつ増やす事。
・1年に1回程度の消火訓練プラスアルファー程度の活動では災害への備えは進まない。
○参加者
・きっかけづくりが大切で、近隣住民や身近な人たちとの対話を意識している。
・身障者や高齢者等の区別なく。
○口ノ町さん
・いろんな立場で障害者や高齢者の方々を支援するための役割を考えよう。
○参加者
・挨拶もきっかけになる。
・防犯と防災はみんなに関わること。それをテーマにするとコミュニティ活性化になるんじゃないか。
○口ノ町さん
・挨拶から始まり顔の見える関係作りはとても有効。素晴らしい活動ですね。
・防犯・防災に関わらず、オンラインも使いながらみんなで話し合える場づくりが大切。
・防犯・防災が全ての人の共通テーマだと思うので、異なるコミュニティでもその観点からつながりを持たれると良い。
○参加者
・車椅子ユーザーにとって災害は不安しかない・・・。
・その不安を埋めるためにも、日常的に他者との関係性を意識していきたい。
○参加者
・防災笛の中に情報カードや救助依頼を入れられるものがある。
・周りの人に助けを求めることをためらわない。
○口ノ町さん
・大きな地震など大災害はいつ起こるか分からない。
内陸部で震度5弱以上、海溝部でマグニチュード6.5以上の地震が発生したら警告だと思って、今の備えを振り返ろう!
・障害を持たれている方はいざという時にこれだけは分かってほしいという情報は「情報カード」などに書き留めておく事をお勧めします。
・スマホに記録するだけでは充電が切れた場合にただの箱になってしまうので注意が必要。
・今回をきっかけに健常者も非健常者も同じ市民として災害対応に強いコミュニティとしての一員になってほしい。
・油断せず、備えましょう!・・・もし災害モード宣言が出ても慌てないで・・・
防災福祉の素地はコミュニティにあるのかもしれませんね。
備えのニーズを見つけるためにも対話を重ね、関係性をつなげていくことが大切だと感じました。
フォーラムでも防災福祉を意識していきたいと思います。
宮原さん、口ノ町さん、意義深いお話をありがとうございました!
Posted by 千里市民フォーラム at 10:30│Comments(0)
│サロン
2021年05月18日
(6/12・土)オンラインサロン「防災福祉対話の会」を開きます!
2018年6月18日に発生した大阪府北部地震からもうすぐ3年。
地震のみならず大雨や酷暑など、災害はいつ起こるか分かりません。備えは本当に大切です。
そこで6月サロンでは、防災士の口ノ町(くちのまち)さんを講師に迎え防災福祉について語っていただき、その後に対話・意見交換を行います。
防災福祉は大事なことですが、地震などの災害が実際に我が身に降りかかってみて初めて自分事として考えます。しかし、またすぐに忘れてしまいがち。この機会に考えてみませんか。
障害者や高齢者といった当事者の人やその関係者とも対話をしてしていただきたいと思っています。
「防災福祉対話の会」
日時:2021年6月12日(土)14:00~15:30
会場:オンライン会議システムZoom
参加方法:こちらのフォームからお申し込みください。
お問い合わせ:千里市民フォーラム senriforum@gmail.com
Posted by 千里市民フォーラム at 10:24│Comments(0)
│サロン
2021年04月26日
オンラインサロン「寺脇さんのスケッチ鑑賞会」を開きました!(4/24)
◎4月24日(土)19:00~20:30
◎オンライン開催
◎参加者22名(うち行政1名)
フォーラム会員である寺脇和雄さんが描かれた作品の観賞会をオンラインサロンで開催しました。


寺脇さんが仕事で訪れた日本や世界の各地で目にした景色を鉛筆やボールペンなどで繊細にときには大胆に、そしてカラフルにスケッチされた多くの作品をスライドショーで鑑賞。
手元を写すカメラでスケッチブックのページをめくりながら紹介くださる映像も!
参加者からは、「まぁ!」「すごーい!」と感嘆の声。
各地を旅している感覚に!
Q.寺脇さんがスケッチを描きはじめたきっかけは?
A.絵を習ったわけではない。大学の研究室で出会った先生の影響でスケッチを始めた。
大学卒業後は筆を置いていたが、20年前に訪れたニュージーランドでカメラが壊れてしまった。景色を記録しようとスケッチブックに描いてみた。そこから本格的にスケッチが始まった。
Q.寺脇さんにとって描くことは?
A.見せることを意識せず、自分を振り返るために描いている。
・真面目に描かないで、ニヤッとするように描くことをモットーにしている。
参加者と建築家ル・コルビュジェの素晴らしさを語り合ったり、みんなで描いてみた自分の似顔絵コーナーも!
「描き続けていくと自分のスタイルが出てくる」
「なんでも描ける。思いっきり自由に。下手くそでもいい」
「描きたいように描いていくとその先に思いも寄らない自分の一面を発見できると思う」
というアドバイスもいただきました。
描いてみることは新しい人生の楽しみにもつながるし、続けていくことで見えてくるものがあるのはフォーラムの活動もそうだなと思います。
寺脇さん、ワクワクする時間を提供していただきありがとうございました!
また第2弾やりたいですね!
◎オンライン開催
◎参加者22名(うち行政1名)
フォーラム会員である寺脇和雄さんが描かれた作品の観賞会をオンラインサロンで開催しました。


寺脇さんが仕事で訪れた日本や世界の各地で目にした景色を鉛筆やボールペンなどで繊細にときには大胆に、そしてカラフルにスケッチされた多くの作品をスライドショーで鑑賞。
手元を写すカメラでスケッチブックのページをめくりながら紹介くださる映像も!
参加者からは、「まぁ!」「すごーい!」と感嘆の声。
各地を旅している感覚に!
Q.寺脇さんがスケッチを描きはじめたきっかけは?
A.絵を習ったわけではない。大学の研究室で出会った先生の影響でスケッチを始めた。
大学卒業後は筆を置いていたが、20年前に訪れたニュージーランドでカメラが壊れてしまった。景色を記録しようとスケッチブックに描いてみた。そこから本格的にスケッチが始まった。
Q.寺脇さんにとって描くことは?
A.見せることを意識せず、自分を振り返るために描いている。
・真面目に描かないで、ニヤッとするように描くことをモットーにしている。
参加者と建築家ル・コルビュジェの素晴らしさを語り合ったり、みんなで描いてみた自分の似顔絵コーナーも!

「描き続けていくと自分のスタイルが出てくる」
「なんでも描ける。思いっきり自由に。下手くそでもいい」
「描きたいように描いていくとその先に思いも寄らない自分の一面を発見できると思う」
というアドバイスもいただきました。
描いてみることは新しい人生の楽しみにもつながるし、続けていくことで見えてくるものがあるのはフォーラムの活動もそうだなと思います。
寺脇さん、ワクワクする時間を提供していただきありがとうございました!
また第2弾やりたいですね!
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│サロン
2021年03月30日
(4/24・土)オンラインサロン「寺脇さんのスケッチ鑑賞会」を開きます!

フォーラム会員である寺脇和雄さん(千里・住まいの学校代表)の素敵な作品の観賞会をオンラインサロンで開きます!
日時:2021年4月24日(土)19:00~20:30
会場:オンライン会議システムZoom
・ご参加には受付が必要です。
こちらのフォームからお申し込みください。
お問い合わせ:千里市民フォーラム senriforum@gmail.com
Posted by 千里市民フォーラム at 13:14│Comments(0)
│サロン
2021年02月28日
オンラインサロン「東町素敵化計画」を開きました!(2/27)
◎2月27日(土)14:00~16:00
◎オンライン開催
◎参加者17名(うち行政3名)

千里に新しく引っ越してきたママさんたちのグループ「Teamえんのした」の皆さんが、新千里東町でやってみたいプロジェクトを発表!
●どんなプロジェクト?
・まちで子育てができたら!
・プレーパークを作りたい!
○題して「東町素敵化計画」!
・子育てのしんどさを緩和させようと友達を作っていく過程でアイデアが生まれた。
・プレーパークは公園にかぎらない。
・遊んだり、イベントをしたり、子育てのあれこれを共有したり。
・常設の場を作って、それを日常としていきたい。
・顔見知りの輪を広げて、関わり合い、助け合いが広がってほしい。
・地域に生きる力がみなぎって、千里が子育てしたいまちになっていけば。
●新千里東町は
・若い世代が多い。
・みどりが豊か。
・「ひがしまち街角広場」が、新千里東町近隣センターの移転・建替により終わってしまう・・・。
●難しさ
・公共の場で開催する場合、安全面の責任問題やクレームの怖さがある。
・公園の利用手続きが面倒。
・コロナ禍で集まることが難しい。
●可能性はある
・顔見知りになれば声をかけやすくなるし、地域自治にもつながる。
・千里中央と隣接している東町公園とのつながりを出して行けたら。
・ハレとケの場にするなど、公園を見直すきっかけになる。
・公園で常設はハードルが高いが、公共空間の活用という視点では可能性がある。
・近隣住民の利活用が進めば、近隣センターの活性化にもつながりそう。
・支えたいと思う人はいる。そういう人が出てこれる場があればいい。
・新しい住民が発信することは大事。
・賛同者が集まれば実行できるし、何回もやっていれば常設になる。
・顔が見える関係性ができれば、クレームも出にくくなるのではないか。
・一人の思いつきではなく組織・地域の声とすれば、行政に届きやすい。
・行政のバックアップがあれば心強い。
・自分たちだけの思いでやると反発もある。巻き込んでいく戦略が必要。
・千里各地で「素敵化計画」が生まれたらいい。
・千里にある各グループとも連携、協力できそう。
・千里には多世代がいる。それは強み。
・難しさを見て二の足を踏んでいては進まない。
・やったらええやん!
「Teamえんのした」の明るいエネルギーに触れて前向きな意見が多く、家から参加できるオンラインならではの雰囲気もあって落ち着いて意見を出しあえたサロンとなりました。
まちを元気にしたい思いを持つママさん達から生まれた「東町素敵化計画」を応援していきましょう。
フォーラムでも協力できることがありそうです。
以上
◎オンライン開催
◎参加者17名(うち行政3名)

千里に新しく引っ越してきたママさんたちのグループ「Teamえんのした」の皆さんが、新千里東町でやってみたいプロジェクトを発表!
●どんなプロジェクト?
・まちで子育てができたら!
・プレーパークを作りたい!
○題して「東町素敵化計画」!
・子育てのしんどさを緩和させようと友達を作っていく過程でアイデアが生まれた。
・プレーパークは公園にかぎらない。
・遊んだり、イベントをしたり、子育てのあれこれを共有したり。
・常設の場を作って、それを日常としていきたい。
・顔見知りの輪を広げて、関わり合い、助け合いが広がってほしい。
・地域に生きる力がみなぎって、千里が子育てしたいまちになっていけば。
●新千里東町は
・若い世代が多い。
・みどりが豊か。
・「ひがしまち街角広場」が、新千里東町近隣センターの移転・建替により終わってしまう・・・。
●難しさ
・公共の場で開催する場合、安全面の責任問題やクレームの怖さがある。
・公園の利用手続きが面倒。
・コロナ禍で集まることが難しい。
●可能性はある
・顔見知りになれば声をかけやすくなるし、地域自治にもつながる。
・千里中央と隣接している東町公園とのつながりを出して行けたら。
・ハレとケの場にするなど、公園を見直すきっかけになる。
・公園で常設はハードルが高いが、公共空間の活用という視点では可能性がある。
・近隣住民の利活用が進めば、近隣センターの活性化にもつながりそう。
・支えたいと思う人はいる。そういう人が出てこれる場があればいい。
・新しい住民が発信することは大事。
・賛同者が集まれば実行できるし、何回もやっていれば常設になる。
・顔が見える関係性ができれば、クレームも出にくくなるのではないか。
・一人の思いつきではなく組織・地域の声とすれば、行政に届きやすい。
・行政のバックアップがあれば心強い。
・自分たちだけの思いでやると反発もある。巻き込んでいく戦略が必要。
・千里各地で「素敵化計画」が生まれたらいい。
・千里にある各グループとも連携、協力できそう。
・千里には多世代がいる。それは強み。
・難しさを見て二の足を踏んでいては進まない。
・やったらええやん!
「Teamえんのした」の明るいエネルギーに触れて前向きな意見が多く、家から参加できるオンラインならではの雰囲気もあって落ち着いて意見を出しあえたサロンとなりました。
まちを元気にしたい思いを持つママさん達から生まれた「東町素敵化計画」を応援していきましょう。
フォーラムでも協力できることがありそうです。
以上
Posted by 千里市民フォーラム at 15:15│Comments(0)
│サロン
2021年02月13日
(2/27・土)オンラインサロン「東町素敵化計画」を開きます!

サロンを、オンラインで開きます!
「東町素敵化計画」
千里に住む元気なママ達「Teamえんのした」の皆さんが、新千里東町でやってみたいプロジェクトを発表!
日時:2021年2月27日(土)14:00~16:00
会場:オンライン会議システムZOOM(ビデオオンでご参加ください)
定員:30名
お申し込みはこちらのフォームから。
主催:千里市民フォーラム
共催:NPO法人とよなかESDネットワーク
お問い合わせ:千里市民フォーラム senriforum@gmail.com
Posted by 千里市民フォーラム at 11:04│Comments(0)
│サロン
2021年01月20日
サロン「千里ニュータウンのイノベーション」を開きました!(1/16)
◎1月16日(土)14:00~16:00
◎オンライン開催
◎参加者35名(うち行政14名)
1月サロンは、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が大阪府にも発令されたため、会場を千里コラボからオンラインに変更して開催しました。
「千里ニュータウンのイノベーション
〜地域コミュニティと近隣センター〜」
千里ニュータウンの再生を研究されている大阪大学大学院 建築・都市デザイン学講座の木多道宏教授に話題提供をしていただき、近隣センター・地域コミュニティの活性化について考えました!
●まず木多教授から
・谷戸(やと)と呼ばれる谷底低地を開発して生まれた千里ニュータウンの成り立ち。
・千里の近隣センターは診療所や商店、学校と連携して「コミュニティの核」の一端を担うことを期待する。
・イノベーションとは、AIといった技術などにより社会が変わること。
・地権者の所有権と土地の利用権を分けた「香川県丸亀町商店街再開発」の紹介。
・近隣センター全体を1つの谷戸として経営するような組織にしてはどうだろう。
といったお話を聞いた後、参加者で発言を重ねました。
○最近の近隣センターは
・必要なものが揃わなくなってきた。
・地域とのつながりが薄くなっている。
・藤白台近隣センターは2002年の建て替え後も、シャッターを閉じているところがない。
→どうしてうまくいっているのか研究に値しそう。
・東町近隣センターは建て替え中。
・各地で定期借地の建物がある。期間が終わってからどうなるか心配。
・集合住宅によってコミュニティが分断されている面もある。
・欧米は宗教が中心にあるが、日本の場合はそうではないからコミュニティが成り立ちにくい。
・日本のコミュニティは、コンビニかもしれない。
○元気なお店もある
・桃山台の近くに2019年5月に開業したカフェと創作系の就労支援を担う店舗「Makers+」では、地元のつながり、声かけなどコミュニケーションを大事にし、散歩のついでや学校帰りの子供まで幅広い客層となっている。
・藤白台の飲食店「ポルトルーシュ」 、新千里北町のカフェ「CAFE STEEN」も地域住民によく利用されている。
・食べる場所は重要。
○近隣センターにあればいいな
・定年後に地域に帰って経験を若者に教える場。
・買うことだけじゃなく、集えるような場。
・アカデミックな学びをしたいシニア層もいる。
・これからのシニアが新しいことを作っていく場所になってもいい。
・自分が得意なことをワークシェアするなど、やりたい意欲を実現できる場所が作られたら。
・近隣センターにも、コンビニのようなファストさがほしい。
・人が集まらないとあたたかいものは生まれないし、ファストなところがないと人は集まらない。
・芝生を敷いて、コンビニがあれば人は集う。(大阪城公園のように)
・お金のかからない仕掛け、施設を公共で作ってほしい。
・そうめん流しなど昔ながらの文化を体験するイベントがあれば楽しい。
・近隣センターは、1つの町に2箇所あってもいい。
→もともとは2箇所の予定だった。
・一般企業への就職が難しい方への就労継続支援A型事業所があればいい。
・訪問介護ステーションや銭湯を作っていくことも、コミュニティの形成につながる。
・小学校がコミュニティの拠点になるべき
・PTAのなり手が少なくなっている。地域が担ってもいいのでは。
・南丘近隣センターでは、大阪府都市整備推進センターがテナントを管理。
・行政が借り上げたうえで、民間がカフェをするなどして居場所作りをしている。
・ハード面の援助があれば、ソフト面を活かせる。
・地域コミュニティに関心のない冷めた視点を持つ人も必要。第三者的目線だからこそ気付くものがある。
○千里だからできるかも
・千里ニュータウンの人口は増えている。
・交差する街区があり、人が必ずいる歩いて暮らせる町。
・地域の健康を維持していけば、安全・安心にもつながる。
・千里外に働きに出ていた人が、テレワークで千里にいる。
・職場が千里になりつつある。
・千里には議論できる土壌があることも強み。

地域コミュニティと近隣センター活性化のヒントを探る議論は尽きません。
いつどこでも人のつながりを感じるコミュニティがあれば、未来の希望が開ける。そんな千里になってほしいなと思いました。
木多教授ありがとうございました!
2月はサロンの予定でしたが、オンライン運営委員会とします。
*詳細確定次第お知らせいたします。
◎オンライン開催
◎参加者35名(うち行政14名)
1月サロンは、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が大阪府にも発令されたため、会場を千里コラボからオンラインに変更して開催しました。
「千里ニュータウンのイノベーション
〜地域コミュニティと近隣センター〜」
千里ニュータウンの再生を研究されている大阪大学大学院 建築・都市デザイン学講座の木多道宏教授に話題提供をしていただき、近隣センター・地域コミュニティの活性化について考えました!
●まず木多教授から
・谷戸(やと)と呼ばれる谷底低地を開発して生まれた千里ニュータウンの成り立ち。
・千里の近隣センターは診療所や商店、学校と連携して「コミュニティの核」の一端を担うことを期待する。
・イノベーションとは、AIといった技術などにより社会が変わること。
・地権者の所有権と土地の利用権を分けた「香川県丸亀町商店街再開発」の紹介。
・近隣センター全体を1つの谷戸として経営するような組織にしてはどうだろう。
といったお話を聞いた後、参加者で発言を重ねました。
○最近の近隣センターは
・必要なものが揃わなくなってきた。
・地域とのつながりが薄くなっている。
・藤白台近隣センターは2002年の建て替え後も、シャッターを閉じているところがない。
→どうしてうまくいっているのか研究に値しそう。
・東町近隣センターは建て替え中。
・各地で定期借地の建物がある。期間が終わってからどうなるか心配。
・集合住宅によってコミュニティが分断されている面もある。
・欧米は宗教が中心にあるが、日本の場合はそうではないからコミュニティが成り立ちにくい。
・日本のコミュニティは、コンビニかもしれない。
○元気なお店もある
・桃山台の近くに2019年5月に開業したカフェと創作系の就労支援を担う店舗「Makers+」では、地元のつながり、声かけなどコミュニケーションを大事にし、散歩のついでや学校帰りの子供まで幅広い客層となっている。
・藤白台の飲食店「ポルトルーシュ」 、新千里北町のカフェ「CAFE STEEN」も地域住民によく利用されている。
・食べる場所は重要。
○近隣センターにあればいいな
・定年後に地域に帰って経験を若者に教える場。
・買うことだけじゃなく、集えるような場。
・アカデミックな学びをしたいシニア層もいる。
・これからのシニアが新しいことを作っていく場所になってもいい。
・自分が得意なことをワークシェアするなど、やりたい意欲を実現できる場所が作られたら。
・近隣センターにも、コンビニのようなファストさがほしい。
・人が集まらないとあたたかいものは生まれないし、ファストなところがないと人は集まらない。
・芝生を敷いて、コンビニがあれば人は集う。(大阪城公園のように)
・お金のかからない仕掛け、施設を公共で作ってほしい。
・そうめん流しなど昔ながらの文化を体験するイベントがあれば楽しい。
・近隣センターは、1つの町に2箇所あってもいい。
→もともとは2箇所の予定だった。
・一般企業への就職が難しい方への就労継続支援A型事業所があればいい。
・訪問介護ステーションや銭湯を作っていくことも、コミュニティの形成につながる。
・小学校がコミュニティの拠点になるべき
・PTAのなり手が少なくなっている。地域が担ってもいいのでは。
・南丘近隣センターでは、大阪府都市整備推進センターがテナントを管理。
・行政が借り上げたうえで、民間がカフェをするなどして居場所作りをしている。
・ハード面の援助があれば、ソフト面を活かせる。
・地域コミュニティに関心のない冷めた視点を持つ人も必要。第三者的目線だからこそ気付くものがある。
○千里だからできるかも
・千里ニュータウンの人口は増えている。
・交差する街区があり、人が必ずいる歩いて暮らせる町。
・地域の健康を維持していけば、安全・安心にもつながる。
・千里外に働きに出ていた人が、テレワークで千里にいる。
・職場が千里になりつつある。
・千里には議論できる土壌があることも強み。

地域コミュニティと近隣センター活性化のヒントを探る議論は尽きません。
いつどこでも人のつながりを感じるコミュニティがあれば、未来の希望が開ける。そんな千里になってほしいなと思いました。
木多教授ありがとうございました!
2月はサロンの予定でしたが、オンライン運営委員会とします。
*詳細確定次第お知らせいたします。
Posted by 千里市民フォーラム at 17:13│Comments(0)
│サロン
2020年12月23日
(1/16・土)サロン「千里ニュータウンのイノベーション」を開きます!【満員御礼】

1月サロンは、近隣センターの活性化について考えます!
大阪大学大学院 建築・都市デザイン学講座の木多道宏教授に話題提供をしていただき、近隣センターで何かをしたい思いや希望、まちづくりへの意欲をディスカッションして、近隣センター・地域コミュニティの活性化について考えていきます。

「千里ニュータウンのイノベーション 〜地域コミュニティと近隣センター〜」
木多道宏教授(大阪大学大学院 工学研究科地球総合工学専攻 建築・都市デザイン学講座)
ミニ講演会・インタビュー
日時:1月16日(土)14:00~16:00
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が大阪府にも発令される見込みとなったため、オンライン開催に変更になりました。
*定員に達しましたので、参加受付は終了しました。
主催:千里市民フォーラム
共催:吹田市・豊中市千里ニュータウン連絡会議
チラシ(pdf)のダウンロードはこちら
お問い合わせ:千里市民フォーラム senriforum@gmail.com
Posted by 千里市民フォーラム at 22:54│Comments(0)
│サロン
2020年12月13日
手作りサロンを開きました!(12/12)
◎12月12日(土)14:00~15:00
◎千里文化センター「コラボ」3F制作室
◎参加者7名(うち行政2名)

12月サロンは、山本佐代子さん(フォーラム役員)による手作りサロンを開きました!
2013年「千里でやってみたいことpart2」で発表され、同年8月のサロンで内容を揉んで、テーマを決定。
”手を動かして笑顔に!”
第1回は、同年12月に開催。
この年の9月には、南千里ラコルタの「アニバーサリーウィーク」でも行いました。
久しぶりの開催となった今回に向けて佐代子さんは針や糸を使わずにできるものを考えていたところ、テレビでクラフト布を見て「これだ!」と閃いたそう。
*クラフト布とは、2枚の布を木工用接着剤で貼り合わせ乾燥させたもの。厚紙のように丈夫で折り曲げ簡単!

●クリスマス柄のクラフト布で小物入れ!
●好みのパーツを自由に使って飾り付けて完成させました!

手を動かすって、楽しい♪
山本佐代子さん、ありがとうございました!
12月サロン終了後に、運営委員会を行いました。
次回サロンは、1/16(土)に「近隣センターの活性化」をテーマに開きます。
*詳細確定次第お知らせいたします。
◎千里文化センター「コラボ」3F制作室
◎参加者7名(うち行政2名)

12月サロンは、山本佐代子さん(フォーラム役員)による手作りサロンを開きました!
2013年「千里でやってみたいことpart2」で発表され、同年8月のサロンで内容を揉んで、テーマを決定。
”手を動かして笑顔に!”
第1回は、同年12月に開催。
この年の9月には、南千里ラコルタの「アニバーサリーウィーク」でも行いました。
久しぶりの開催となった今回に向けて佐代子さんは針や糸を使わずにできるものを考えていたところ、テレビでクラフト布を見て「これだ!」と閃いたそう。
*クラフト布とは、2枚の布を木工用接着剤で貼り合わせ乾燥させたもの。厚紙のように丈夫で折り曲げ簡単!

●クリスマス柄のクラフト布で小物入れ!
●好みのパーツを自由に使って飾り付けて完成させました!

手を動かすって、楽しい♪
山本佐代子さん、ありがとうございました!
12月サロン終了後に、運営委員会を行いました。
次回サロンは、1/16(土)に「近隣センターの活性化」をテーマに開きます。
*詳細確定次第お知らせいたします。
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2020年12月04日
(12/12・土)手作りサロンを開きます!【要申込】
12月サロンは、久々に山本佐代子さん(フォーラム役員)による手作りサロンです!(前回は2013年でした)
クリスマス柄のクラフト布で、便利な小物入れを作ります!(クラフト布とは、2枚の布を木工用接着剤で貼り合わせて作ったもの)
お好みのパーツを自由に使って飾り付けてみましょう♪
*針や糸は使いません。
●12月12日(土)14:00~16:00
●千里文化センター「コラボ」3F制作室
*事前申込が必要です。〔定員15名・先着順 参加費無料〕
こちらのフォームからお申し込みください。
*サロンが早く終わった場合は、残り時間を運営委員会とします。
・マスクの着用をお願いします。
・当日、発熱や体調不良がある場合はご参加を見送ってください。
*新型コロナの状況により、中止の可能性もあります。その場合は速やかにお知らせいたします。
お問い合わせ:千里市民フォーラム senriforum@gmail.com
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2020年12月03日
11月サロン「千里の四季と食文化」を開きました!(11/28)

◎11月28日(土)14:00~16:00
◎千里文化センター「コラボ」2F多目的スペース
◎参加者19名(うち行政3名)
11月サロン
千里の魅力発見シリーズ2「千里の四季と食文化」を開きました!
進行は、1級食育インストラクターである千里市民フォーラム副代表の中澤良子さん。
空腹を満たすだけでなく、栄養や季節を感じて食べていくことで精神面の充実につながる。それが「食育」。ということから始まり、「二十四節気(にじゅうしせっき)」「五節句(ごせっく)」「雑節(ざっせつ)」の解説。さらに「SDGs 持続可能な17の開発目標」から12番目の項目「つくる責任 つかう責任」の食品ロスの問題をクイズを交えて勉強。
合間には、千里でやれたらいいなという野望も!
幅広い内容を、造詣深く明朗に語っていただきました。
「二十四節気」とは
・2月3日の節分を基準に1年を24等分して約15日ごとに分けた季節のこと。「春分」「夏至」「秋分」「冬至」など
→(令和2年は閏年だったため、令和3年の節分は2月2日)
「五節句」とは
・伝統的な年中行事を行う季節の節目。「端午」「七夕」など
「雑節」とは
・二十四節気、五節句以外の季節の移り変わりの目安。「八十八夜」「半夏生」など
ビタミンなどの栄養素が解明されていなかった昔の時代から守り、続いてきた文化は多彩。
季節の移ろいを表現する和菓子に代表されるようにきめ細やかな食文化は日本が世界に誇るもの。(★2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録)
正月に中澤さんが娘さんに「雑煮を作るからお餅を持ってきて」と頼むと、鏡餅を手掴みで渡そうとしたことにショックを受け、食の伝承を若い世代にも伝えていかなあかんなぁと思ったそうです。
…昔から餅は神様に捧げる神聖な食べ物で、正月に鏡餅を飾ると恵方からやってきた年神様が宿るとされている。
●参加者からの感想
・立春、春分、夏至など聞き馴染みのある言葉の意味を知ることができて良かった。
・いつの間にか忘れてしまっていた季節行事を思い出せた。
・同じく鏡餅を親に「はい」と渡したことがあります。。
・千里の名産品ができたらいいな。
→泉北ニュータウンでは、レモンを名産品として育成中。「泉北レモン」
・コラボ朝市では、豊中産野菜の産直販売を行っている。(千里コラボ2F 毎月第3水曜日 午前10時)
・春の七草のうち、千里で「なずな」「はこべら」「ほとけのざ」は採れる。その他は家庭菜園かな。
・ゴミが少ない千里のまちは、季節の移り変わりや文化が根付いて、良いまちになっていったんだな。
・季節行事をすることは、人との関わりを持つことにもつながりそう。
・四季を理解して楽しむことって大事。
千里の公園で、七五三をしたり、七草粥を食べたり、みんなで芋煮会をやったりできたら楽しそう!
何か企画の芽が生まれそうな予感もあるような...?
彩りゆたかな日本の食文化を通して、桜、梅、彼岸花や紅葉はもちろん、雲のいろんなかたちを目にしたり、空の高さを実感したりと季節の節目を五感で感じられる千里ニュータウンの素晴らしい環境への感謝も見えてくるひと時でした!
次回サロンは、12/12(土)に手作りサロンを行います。
*詳細はこちら
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2020年10月30日
(11/28・土)サロン「千里の四季と食文化」を開きます!

11月サロンのテーマは、「千里の四季と食文化」です。
日本には、春・夏・秋・冬と四季の移ろいがあり、さらには節分を基準に1年を24等分して、立春から大寒まで約15日ごとに分けた「二十四節気」という季節の呼び名があります。
また、桃の節句、七夕など年中行事を行う季節の節目となる5つの「お節句」、それら以外の土用や彼岸など季節の移り変わりの目安となる「雑節」まであります。
私たちの身体のしくみと密接な関係がある季節の行事等にみられる食文化を通して、季節の節目を肌で感じられる素晴らしい環境の千里ニュータウンの魅力を発見したいと思います。
話し手は、1級食育インストラクターの中澤良子さん(千里市民フォーラム副代表)です。
皆さん、是非お越しください。
千里の魅力発見シリーズ2
「千里の四季と食文化」
日時:11月28日(土)14:00~16:00
場所:千里文化センター「コラボ」多目的スペース
<参加費無料・申込み不要>定員先着30名
・マスクの着用をお願いします。
・当日、発熱や体調不良がある場合はご参加を見送ってください。
お問い合わせ:千里市民フォーラム senriforum@gmail.com
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2020年10月19日
「千里の魅力発見シリーズ1」を開きました!(10/17)

◎10月17日(土)13:00~17:00
◎千里市民センター大ホール(南千里)&千里南公園
◎参加者数21名(うち行政4名)
10月サロンは、昨年12月のサロンで坂ノ下勝幸さんにご紹介いただいたOpenStreetMap(オープンストリートマップ)の実地体験を行いました!
千里の魅力発見シリーズ1
「南公園のオモシロイとこ、地図にしよう!」
なかなか雨が降り止まない足元の悪い状況でしたが、参加希望者の誰一人欠席することなく南千里に集合。
千里市民センター大ホールで坂ノ下さんからOpenStreetMapについて解説を聞いた後、千里南公園へ移動。公園の東側と西側散策のグループに分かれて、歌碑やオブジェ、街路樹やベンチなど公園にあるさまざまなポイントをチェック。大ホールに戻って、パソコンやiPadを使いマッピング作業にチャレンジしました。


最後に、マッピングした箇所とやってみた感想を発表!
参加者からは
・難しさもあったがマップ編集の方法が分かってくると面白い。
・まちあるき+マップ作りは健康的で楽しい。日常的にやってみたい。
・普段利用している公園にも、いろいろな発見があった。
・マップに加えていく視点で見ると、見過ごしていた箇所が多そう。
・地図に残していくことも、大切な記録。
といった感想が寄せられました。
千里南公園のOpenStreetMapビフォーアフター


マッピングパーティーを通して、千里の魅力を再確認し共有できた1日でした。
丁寧に進行してくださった坂ノ下勝幸さん、ありがとうございました!

次回サロンは、11/28(土)千里の魅力発見シリーズ2「千里の四季と食文化」です。
*詳細確定次第お知らせいたします!
Posted by 千里市民フォーラム at 19:00│Comments(0)
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2020年10月12日
(10/17・土)サロン「千里の魅力発見シリーズ1」を開きます!【満員御礼】

以下、満員となりました。ありがとうございます!
10月サロンは、昨年12月のサロンで坂ノ下勝幸さんにご紹介いただいたオープンストリートマップの実地体験を千里南公園で行います!
千里の魅力発見シリーズ1
「南公園のオモシロイとこ、地図にしよう!」
南千里駅から徒歩5分。池もあり、並木道、遊歩道もあり、お散歩にはうってつけの千里南公園。
最近ではカフェもできておしゃれな雰囲気ですが普段、気が付かないオブジェや石碑など実は「おもしろい」とこがいっぱい!
みんなで公園を散策して、WEB上にマップを作ってみます!
日時:10月17日(土)13:00~17:00
場所:千里市民センター大ホール(南千里 千里ニュータウンプラザ2F)
散策会場:千里南公園
主催:千里市民フォーラム
共催:Code for Suita、ラコルタ(吹田市立市民公益活動センター)
・マスクの着用をお願いします。
・当日、発熱や体調不良がある場合はご参加を見送ってください。
*小雨決行、荒天中止
<当日の流れ>
13:00 集合(千里市民センター大ホール)
解説・グループ分け
13:30 グループごとに公園散策
14:45 大ホールに戻る
15:00 マッピング(OpenStreetMap)
16:00 成果発表会・講評
17:00 閉会
持ち物:赤ペン、(あれば便利)バインダー、スマホ、iPad、ノートPC、デジカメ
★スマホ、iPad、ノートPCをお持ちの方は事前に、OpenStreetMapのアカウントを取得してから持参してください。
*事前申込が必要です。〔定員20名・先着順〕
満員となりました。
お問い合わせ:千里市民フォーラム senriforum@gmail.com
Posted by 千里市民フォーラム at 17:00│Comments(0)
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